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GPT-6.1 Terra vs DeepSeek V4.1 Flash:安いほうが機能も充実

どちらもコストパフォーマンスを重視しているが、HiAPI では Terra の入力価格は DeepSeek V4.1 Flash の 57%、出力価格もより低く、さらにツール呼び出しと6段階の推論も備わっている。

Nov 3, 2026
GPT-6.1 Terra vs DeepSeek V4.1 Flash:安いほうが機能も充実

GPT-6.1 Terra が AWS Bedrock で正式公開されて以降、コミュニティではこれを DeepSeek V4.1 シリーズとコストパフォーマンス比較する動きが出始めた。本記事では両モデルの同一プラットフォーム上の実際の価格と能力を並べて示す。

結論から言うと、HiAPI では Terra の入力も出力も DeepSeek V4.1 Flash より安く、さらにツール呼び出しと構造化出力も備わっている。DeepSeek V4.1 Flash の優位性は超長出力だけだ。

価格比較

項目 GPT-6.1 Terra DeepSeek V4.1 Flash
入力(100万 token あたり) $0.25 $0.44
出力(100万 token あたり) $1.25 $1.32
キャッシュ読み取り $0.0125 $0.014
長コンテキスト料金 >272K:$0.50 / $1.875 一律価格

Terra の入力価格は DeepSeek V4.1 Flash の 57%、出力価格は 5% 安い。キャッシュ読み取りも一段低い。

Terra の公式価格は入力 $1、出力 $5 で、HiAPI ではそれぞれ $0.25 と $1.25 となり、ちょうど公式価格の4分の1になる。公式チャネルから移行すると 75% 節約できる。

能力比較

能力 GPT-6.1 Terra DeepSeek V4.1 Flash
ツール呼び出し ✅ 対応、並列呼び出し含む 未公開
構造化出力 ✅ JSON Schema 未公開
推論レベル ✅ 6段階(none ~ max、デフォルト medium) thinking パラメータのみ
ストリーミング出力 ✅ ✅
コンテキスト 1.05M(公式値) 1M
最大出力 128K 393K
プロトコル Chat Completions + Responses Chat Completions + Responses

この表で最も重要なのは最初の3行だ。エージェントを構築したり、モデルに固定 JSON を出力させたりする場合、ツール呼び出しと構造化出力が欠けていると代替手段がない。これはコスト削減では補えない。

DeepSeek V4.1 Flash の強みは最後の2行を除いた「最大出力」にある。393K token で、Terra のほぼ3倍だ。一度に数十万字を詰め込む長いタスクでは、この上限は確かな優位性となる。

どの場面でどちらを選ぶか

Terra を選ぶ場合:

  • エージェントループや関数呼び出しが必要
  • モデルに安定して JSON を出力させたい
  • 簡単なタスクで推論をオフにしてコストを抑えたい(reasoning_effort: none)
  • ほとんどの日常的な場面

DeepSeek V4.1 Flash を選ぶ場合:

  • 一度に超長文を生成する必要があり、128K token に近いかそれを超える
  • 純粋なテキストの質疑応答とストリーミング出力だけが必要
  • 長い文書を一度に通読して全体を書き換える

コストを試算する

典型的なエージェントタスクを例にとる。1ラウンドあたり入力 8K token、出力 2K token で、20ラウンド実行する。

Terra DeepSeek V4.1 Flash
入力コスト 20 × 8K × $0.25/M = $0.04 20 × 8K × $0.44/M = $0.0704
出力コスト 20 × 2K × $1.25/M = $0.05 20 × 2K × $1.32/M = $0.0528
1タスク合計 $0.09 $0.1232

1日 500 タスクなら、Terra は約 $45、DeepSeek V4.1 Flash は約 $62。27% の差だ。

タスクで履歴コンテキストのキャッシュが必要な場合、Terra のキャッシュ読み取り価格も低いため、差はさらに広がる。

切り替えコスト

両モデルとも OpenAI Chat Completions プロトコルを使用しており、同じ Key、同じエンドポイントで、model フィールドを変えるだけだ:

curl -s https://api.hiapi.ai/v1/chat/completions \
  -H "Authorization: Bearer YOUR_HIAPI_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "gpt-6.1-terra",
    "messages": [{"role": "user", "content": "この契約書の重要条項を表にまとめて"}]
  }'

gpt-6.1-terra を deepseek-v4.1-flash に置き換えれば別のモデルになる。レスポンス構造は同じで、パースコードを変更する必要はない——ただし Terra 固有の reasoning_effort や tools フィールドを使っていない場合に限る。DeepSeek 側では認識されない。

よくある質問

DeepSeek V4.1 Flash のほうが安いのではないか?

公式チャネルではそうかもしれないが、HiAPI では違う。入力 $0.44 は Terra の $0.25 より 76% 高い。

Terra の4分の1価格は長期にわたるのか?

リアルタイム価格 API を基準にすること。価格は変わるため、長期予算を組む際は定期的に確認し、割引が永久だと仮定しないこと。

両方ともツール呼び出しが欠けていたらどうするか?

Terra にはツール呼び出しがあり、欠けているのは DeepSeek V4.1 Flash だ。ワークフローにエージェント能力が必要なら、そのまま Terra を使うか GPT-6.1 Sol に乗り換えよう。

両方を混用できるか?

できる。簡単なバッチ処理は DeepSeek V4.1 Flash、ツール呼び出しが必要なものは Terra と、タスク種別で振り分ける。キャッシュと履歴コンテキストは共有されないため、使用量は別々に集計すること。

重要な結論

「Flash」という名前から、必ず最も安いと思われがちだ。HiAPI ではそうではない。Terra の入力価格は DeepSeek V4.1 Flash の 57% に過ぎず、出力価格もより低く、さらにツール呼び出し、構造化出力、6段階の推論も備わっている。DeepSeek V4.1 Flash が真に代替不可能な点は 393K の最大出力だ。

まず必要な能力があるかどうかを見て、それから価格を比較しよう。ツール呼び出しが欠けているモデルは、どれだけ安くても使えない。

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