比較レビュー
Crisp Upscale vs Seedream 5.0 Lite:忠実な2倍拡大 vs 2K再描画
$0.004の忠実な拡大 vs $0.035の生成AI再描画、同じ1枚の原画による3列比較。
TL;DR
- 「ピクセル単位で忠実な2倍拡大」が必要なら
recraft/crisp-upscale(1枚 $0.004、内容も文字も一切変わらない)。「2K / 4K 級の新しいディテールを再描画したい」ならseedream-5.0-lite/image-to-image(1枚 $0.035、画面全体を描き直す)。 - 最も分かりやすい数字:$0.004 対 $0.035 で約9倍差。1,000枚なら $4.00 対 $35.00(Crispの詳細価格は価格ページ参照)。
- どちらもHiAPI上で利用可能:Crisp Upscale モデルページ、Seedream 5.0 Lite モデルページ。同じ
/v1/tasksインターフェースで、新規ユーザー登録で200クレジット進呈。
ひと目でわかる比較
recraft/crisp-upscale |
seedream-5.0-lite/image-to-image |
|
|---|---|---|
| 1枚あたり | $0.004 | $0.035 |
| 方式 | 忠実な拡大:縦横それぞれ2倍、輪郭とテクスチャがより鮮明、内容と文字は不変 | 生成AIによる再描画:プロンプトに従って描き直し、2K / 4K 同価格、デフォルト2K |
| 入力 | 画像1枚(image_url) | 画像1枚(image_urls)+プロンプト |
| プロンプト | なし | 必須 |
| 倍率/解像度 | 固定2倍 | resolutionパラメータ(2K / 4K 同価格、デフォルト2K) |
| リスク | ほぼなし:内容を変えない | 描き直し:文字やディテールが変わる可能性 |
| 用途 | 商品画像、文字入りポスター、デザイン素材の拡大 | 「よりくっきり描き直したい」シーン |
両モデルともHiAPIの現行価格、2026年10月22日時点で確認。失敗時は課金されません。
同じ原画、2つの方式による実際の仕上がり
グループA:腕時計の商品画像(原画 640×640)
| 原画 640×640 | Crisp 2倍 $0.004 | Seedream 2K 再描画 $0.035 |
|---|---|---|
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中央:recraft/crisp-upscale、640×640 → 1280×1280、$0.004、文字盤の小さな文字もそのまま保持。右:seedream-5.0-lite/image-to-image、2K設定で再描画、$0.035、プロンプトは Same image, preserved composition and colors(構図と色を保持)、両者のピクセルは一致しない。
Seedreamのプロンプト(あえて「そのまま保持」と指定):
Same image, preserved composition and colors, sharp fine detail, no artifacts
(日本語の意味:同じ画像、構図と色を保持、鋭く繊細なディテール、アーティファクトなし。)
Seedream 5.0 Lite で生成 →(ご自身の原画をアップロード)
グループAで見える違い:
- Crispの文字盤、スチールケース、AUTOMATICの小さな文字はそのまま拡大され、一字も変わっていない。
- Seedreamはプロンプトで「そのまま保持」と指定しても、文字盤のディテールは描き直される——原画に似ているが原画ではない。拡大して小さな文字の字形を比較すると微妙な違いがある。
グループB:文字入りポスター(原画 427×640)
| 原画 427×640 | Crisp 2倍 $0.004 | Seedream 2K 再描画 $0.035 |
|---|---|---|
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中央:recraft/crisp-upscale、427×640 → 854×1280、$0.004。右:seedream-5.0-lite/image-to-image、2K設定で再描画、$0.035(同じプロンプト)。
Seedream 5.0 Lite で生成 →(ご自身の原画をアップロード)
グループBで見える違い:
- Crispのタイトルの字形とレイアウトはそのまま保持され、より鮮明になるだけ。
- Seedreamが再描画したポスターのタイトル字形は近いが完全一致ではない——文字入り素材を納品する際、これがリスクポイントになる。
シーン別の選び方
- 商品画像の拡大、文字入りポスター、確定済みのデザイン素材ならCrisp Upscale:$0.004で忠実な2倍、改変リスクゼロ、文字も構図も一切変わらない。
- 古い素材を「ついでに少しきれいにしたい」、または古い写真を「より精細に描き直したい」、ディテールの変化を許容できるならSeedream 2K 再描画:テクスチャとディテールを一から描き直すので、変化を受け入れれば恩恵がある。
- 予算差が大きい:1,000枚の素材を通すならCrisp $4.00、Seedream $35.00。全量拡大+少数の精密修正の組み合わせがより経済的。
- 2つは直列利用可能:まずCrispで拡大して被写体を保ち、必要に応じて部分ごとにSeedreamで再描画——バッチは忠実に、重点箇所は精密に。
- 生成モデルで解像度を上げる背景知識は英語チュートリアル参照。
切り替えコスト:リクエストボディは大きく異なる
{
"model": "recraft/crisp-upscale",
"input": {
"image_url": "https://static.hiapi.ai/gallery/2026/10/4fdfd6b43b638849.jpg"
}
}
{
"model": "seedream-5.0-lite/image-to-image",
"input": {
"prompt": "Same image, preserved composition and colors, sharp fine detail, no artifacts",
"image_urls": ["https://static.hiapi.ai/gallery/2026/10/4fdfd6b43b638849.jpg"],
"aspect_ratio": "1:1",
"resolution": "2K"
}
}
フィールド名が異なる点に注意:Crispはimage_url(文字列)、Seedreamはimage_urls(配列)でpromptが必須。
よくある質問
Crispは画面内容を変更しますか?
いいえ。文字、構図、色はそのまま保持され、これが再描画系モデルとの根本的な違いです。
Seedreamでプロンプトに「そのまま保持」と書いても再描画されますか?
はい。類似度は高いですが、ピクセル単位の復元ではありません。
両者の出力ピクセルは同じですか?
いいえ。Crispは固定2倍;Seedreamはresolution設定に応じて出力(2K / 4K 同価格、デフォルト2K)。キャプションに明記済みです。
1,000枚のコスト差はどのくらい?
$4.00 対 $35.00 で約9倍差。
2つを併用できますか?
できます。一般的な流れは、Crispで全量拡大して実用可能な状態を保ち、Seedreamは精密修正したい数枚だけに使う。
次のステップ:ご自身の商品画像を1枚用意してCrisp Upscale モデルページで1枚拡大($0.004)し、忠実な仕上がりを確認。ディテールを再描画したい場合はSeedreamを試してください。Crispの使い方は導入ガイド、5組の原画比較は事例ページをご覧ください。




