お知らせ: Kling 4.0 が登場、テキストから動画生成と画像から動画生成が期間限定20%オフ、今すぐ体験
HiAPI
チュートリアル
このページの内容

Hermes

Hermes 内蔵のセットアップウィザードで HiAPI のカスタムエンドポイントを追加し、HiAPI 経由で Hermes の Claude、GPT、DeepSeek などのテキストモデルを使います。

Hermes は Nous Research のオープンソースのエージェントです。内蔵の hermes model ウィザードで HiAPI をカスタムエンドポイントとして追加できるため、サードパーティの管理ツールは不要です。以下の手順は claude-opus-5-5 を例にしており、本チュートリアルは Windows の Hermes 0.22.5 で検証済みです。

1. Hermes をインストールする

1.1 要件

項目要件
OSWindows 10/11、macOS、Linux(Windows のネイティブ対応には v0.14 以降が必要。それ以前のバージョンでは WSL2 を使う)
Gitインストール済み
Linux / macOScurl。Linux では xz-utils も必要
ハードウェア2 コア、8 GB 以上を推奨
コンテキストHermes はモデルのコンテキストが 64K トークン以上必要

1.2 Windows(PowerShell)

セットアップウィザードを飛ばし、インストール後にモデルだけを設定します。

PowerShell
& ([scriptblock]::Create((irm https://hermes-agent.nousresearch.com/install.ps1))) -SkipSetup

標準インストール(セットアップウィザードが開きます):

PowerShell
iex(irm https://hermes-agent.nousresearch.com/install.ps1)

1.3 macOS / Linux

ターミナル
curl -fsSL https://hermes-agent.nousresearch.com/install.sh | bash -s -- --skip-setup

1.4 インストールの確認

ターミナルを開き直して実行します。

ターミナル
hermes --version

バージョン番号が表示されれば十分です。出力があれば先に進んでください。

バージョンの確認

1.5 その他のインストール方法

方法補足
Dockerイメージ nousresearch/hermes-agent
デスクトップインストーラー公式に提供。お使いのシステム向けをダウンロード
ソースからPython 3.10 以降

インストールスクリプトとバージョンの要件は Hermes 公式のインストールドキュメント に従います。

2. HiAPI エンドポイントを設定する

Hermes にはモデル関連のコマンドが 2 つあり、用途が異なります。混同しないでください。

コマンド実行する場所できること
hermes modelターミナル(セッションの外)新しいプロバイダーの追加、API キーの入力、カスタムエンドポイントの設定
/modelセッションの中設定済みのモデルの切り替えのみ。新規追加はできない

HiAPI を追加するには hermes model を使うため、先にセッションを終了してください(Ctrl+C または /quit)。

2.1 セットアップウィザードを実行する

ターミナル
hermes model

セットアップウィザードの実行

Custom endpoint (self-hosted / VLLM / etc.) を選びます(バージョンによっては Custom endpoint (enter URL manually) と表示されます)。

カスタムエンドポイントの選択

2.2 各項目を入力する

Claude モデルの場合は、API compatibility mode として Anthropic Messages を選びます。claude-opus-5-5 を例にすると次のとおりです。

プロンプト値
API base URLhttps://api.hiapi.ai
API keyご自身の HiAPI API キー
API compatibility modeAnthropic Messages
Model nameclaude-opus-5-5(一覧から選ぶか、直接入力する)
Context lengthEnter を押す。自動で検出される
Display name見分けやすい名前。たとえば HiAPI
Reasoning effort(表示された場合)Enter を押して既定値のままにする

Anthropic Messages モードでは、API base URL を /v1 なしのルートアドレス https://api.hiapi.ai に設定します。/v1/messages は Hermes が自分で付加します。HiAPI API キー は入力中に伏せ字またはアスタリスクで表示されます。貼り付けて Enter を押してください。

アドレスの入力と Anthropic Messages の選択

モデルの選択

2.3 GPT、DeepSeek などのモデルに接続する

GPT、DeepSeek などのモデルの場合は、上表のとおりに他の項目を入力し、以下の 2 つだけを変更して、Model name を該当するモデル名に置き換えます。ここでのアドレスには /v1 が含まれる点に注意してください。

プロンプト値
API base URLhttps://api.hiapi.ai/v1
API compatibility modeChat Completions

このチュートリアルで検証した組み合わせは、Claude に Anthropic Messages、GPT と DeepSeek に Chat Completions です。選んだプロトコルにモデルが対応していない場合は 400 が返ります。

2.4 別のモデルに切り替える

同じエンドポイントのままモデルを切り替えるには、セッションで直接次のように入力します。

TEXT
/model custom:<model-id>

または hermes model をもう一度実行して既定のモデルを変更します。別のモデルに切り替える際は、テキストモデル一覧 でモデル名を探し、コンテキストが 64K 以上あることを確認してください。カスタムエンドポイントのその他のオプションは Hermes のカスタムエンドポイントのドキュメント にあります。

3. 手動設定(任意)

以下の手動設定は、Chat Completions を使う GPT、DeepSeek などのモデルに使えます。Claude の場合は上記の hermes model ウィザードを使ってください。ウィザードが使えない場合は、~/.hermes/config.yaml を直接編集します(base_url には /v1 を含める必要があります)。

YAML
model:
  default: <model-id>
  provider: custom
  base_url: https://api.hiapi.ai/v1
  api_key: YOUR_HIAPI_API_KEY

平文のキーの代わりに環境変数を使うこともできます。key_env は Hermes が環境変数を読み込むための指定なので、そのままにしてください。

YAML
model:
  default: <model-id>
  provider: custom
  base_url: https://api.hiapi.ai/v1
  key_env: HIAPI_API_KEY

そして ~/.hermes/.env に次のように書きます。

TEXT
HIAPI_API_KEY=YOUR_HIAPI_API_KEY

YOUR_HIAPI_API_KEY をご自身の HiAPI API キー に置き換えてください。設定を変更したら、/new で新しいセッションを開始するか、Hermes を再起動してからテストします。

4. 動作確認

4.1 チャット

Hermes を開き、HiAPI プロバイダーを使っていることを確認して、「こんにちは。自己紹介を一文でお願いします。」と送ります。正常に返答があれば接続できています。

チャットでの確認

4.2 ツール呼び出し

まず、Hermes を起動するフォルダに tool-call-test.txt を作成し、hello hiapi の 1 行を書いて保存します。次に「ツールを1回だけ呼び出してください。tool-call-test.txt の全内容を読み取り、そのままの形で返してください。ファイル名から内容を推測しないでください。」と送ります。ツール呼び出しが表示され、hello hiapi が返ってくることを確認してください。

ツール呼び出しの確認

5. トラブルシューティング

ここには Hermes 固有の問題だけを記載しています。401、404、429 などの一般的なエラーは よくあるエラー を参照してください。

エラー原因解決方法
hermes: command not foundインストール後にターミナルを開き直していないため、PATH が反映されていないターミナルを開き直す。それでもだめなら、インストールスクリプトをもう一度実行する
インストールスクリプトが curl / xz-utils の不足を報告するLinux で依存関係が不足しているapt install curl xz-utils(またはお使いのパッケージマネージャー)を実行する
400 This model does not support this endpointプロトコルとモデルが合っていないhermes model をもう一度実行し、Claude には Anthropic Messages、GPT と DeepSeek には Chat Completions を選ぶ
404base_url に /v1 が余分にある、または足りないClaude(Anthropic Messages)は https://api.hiapi.ai、GPT と DeepSeek(Chat Completions)は https://api.hiapi.ai/v1 を使う
401HiAPI API キー が違う前後に空白を入れずにもう一度貼り付ける
コンテキストが小さすぎると表示されるモデルのコンテキストが 64K 未満コンテキストが 64K 以上のモデルに切り替える
/model に HiAPI がないhermes model で追加していないセッションを終了し、hermes model を実行して追加する
設定の変更が反映されない古いセッションがキャッシュされている/new で新しいセッションを開始するか、Hermes を再起動する

このページはテキストモデルのみを扱っています。ツール関連の機能は MCP ガイド を参照してください。